これからお墓をつくる方へ②
(全優石「これからお墓をつくる方へ」より抜粋)
前回の記事 ・これからお墓をつくる方へ① [墓地をもっていない人の場合]
Part1 お墓の計画
[どのくらいの費用がかかるのだろう?]
お墓を作る場合の費用は、お墓自体と墓地の両方に必要です。すでに墓地をもっている人は、お墓だけで良いわけですが、さてその費用はどのくらい必要かとなるとなかなか難しくなります。
お墓は墓石の本体と納骨室(カロート)から成り立っています。そこでお墓の大きさ、型、基礎づくりの方法によって費用がちがってきます。またどんな石を使うかも価格に影響します。
つぎに意外に費用がかかるのが外柵です。芝墓地のように境界のない霊園は別として、お墓の境をはっきりさせておくために柵が必要となる場合が少なくありません。今すでに墓地をもっている人は、自分の墓地をよく見て外柵の必要性をたしかめておきましょう。
(↑外柵のない芝墓地区画と、外柵を作る区画がある)
つぎにお墓の付属品として例えば灯ろう、物置台など欠かせないものがあります。これもお墓づくりの費用のうちに入ります。また新たにお墓を作ろうとする場合、植木など植栽のことも考えておく必要があります。木々の緑はお墓の環境づくりに大きな役割を果たしています。
(↑灯篭や物置台を付属された例)
このようにお墓づくりに組み入れる要素によって費用も変わってきますので、実際に最近お墓を建てた人から費用について聞いておくのがよいでしょう。もちろん費用は地方によっても違います。
しかし墓石だけを考えた場合一応の目安として、70万~120万(平成11年調べ)ぐらいの見当をつければよいかと思います。なお墓地については、公営の霊園と寺院によっても違いますが、一区画について20万~100万かかると思われます。しかしこれはあくまで目安であって、地方、墓地の条件、お墓の建て方で価格が大きく変化しますのでご承知ください。
(⇒これからお墓をつくる方へ③ [墓地の申し込み方法] へ続く)
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