2014年11月15日 土曜日 晴れ
こんにちは。首都圏にて墓石の製造加工と墓地への据付施工工事をしております石材店の大塚ブログ「霊園とお墓のはなし」です。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉のほか東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご案内しております。
一昨日の記事(20141030 長野県上田城跡公園の紅葉)と同日の先月末の様子になりますが、長野県小諸市にあります懐古園(小諸城跡)の紅葉の写真です。同じく本社営業の方からのいただきものです。以前訪ねたときの記憶をもとに記事にしてみます。
JR小海線と、しなの鉄道の小諸駅からすぐの懐古園入口、三の門です。小諸城は武田信玄公の軍師山本勘助の縄張りによるとも言われる伝説もあり、江戸初期に関ヶ原の功で封ぜられた仙石久秀により完成された城郭です。なお、大手門は線路の反対側にあります。
仙石氏はその後1622年に上田に転封となります。(一昨日の上田城の紅葉の記事参照)
小諸は「あの夏で待ってる」の舞台の地だそうです。
二の丸入口の石段が見えてきました。懐古園の紅葉は、城の勾配もあって野趣に溢れた紅葉を楽しむことができます。それにしても険しい城です(汗)
園内は随所に見事な紅葉が楽しめます。
真っ赤ですね~。見上げると一面の紅葉色です。
小諸城跡からは南西を流れる千曲川がよく見えます。こんな高い場所にお城はあるんです。断崖に守られた堅い城だったことでしょう。対岸の山々や川沿いの木々が紅葉しているのもよく見えます。
見事な菊も展示されてます。
五重塔や力士の菊人形も。この力士、「郷土の名力士 雷電為右衛門」とあります。なるほどですね~。
桜の季節には、たくさんの花見客も訪れる懐古園。紅葉の真っ盛りでした。
山本勘助晴幸が常に愛用したと伝えられる鏡石です。
懐古園内にある小諸神社に立つ小諸城址の石碑です。右の石碑は、「是より西小諸領」とあり、領地の境界線にあったものだそうです。
険しい斜面に立つ紅葉の木もとてもきれいに見えますね~
苔むした野面積みの石垣がとても美しい小諸城です。
ここ懐古園の駐車場の片隅には、なんとSLがいるんです!
SL C56-144 だそうです。昭和13年6月4日に日立製作所で63,900円で製作され、その後小海線の主役として35年活躍し、昭和48年より小諸市に貸与されているようです。
しかし、城跡とSLなどの鉄道というのは、相性がよいようで他の場所でも見かけたりしますね(・埼玉県さいたま市 岩槻城に行ってきました②)。公園として史跡、文化財として、一か所にあった方が保存に適しているからでしょうか。
こういった史跡や文化財と同じく、弊社の取り扱っている「お墓」も超長期間の記録を保存する施設でもあります。石材は何百年後の世代に情報を保存し伝えることができます。こういった古きを訪ねることは、そのままお墓などを大切にする心にもつながっているように思えます。
お墓についてご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。
またどこかのお城情報を手に入れましたら記事にしてみます。