12月31日 晴れ
昨日12月30日、お正月の食材を買いに築地市場に行ってきました。12月31日は市場がお休みなので、今年の最終日です。
今回で四年連続の年末の築地市場への買い出しだったのですが、去年までに比べてとても大混雑していてびっくりです。テレビや雑誌でたくさん取り上げられたからでしょうか。車で行ったのですが、首都高銀座ランプを降りると朝6時すぎの段階ですでにびっしりと渋滞が!車を停めるのに難渋しました。
築地と言えば、築地本願寺も気になるところですが、今回は場内市場に集中させていただきます。(場外が好きな皆様、今回は場外は通過してきただけなので、あまり詳しいご報告ができません(^_^;)すみません)
↑築地場外です。たくさんの行列をつくる繁盛店がいくつもいくつもありました。行列のできる店が昨年まではちらほらだったのに対して今年はいくつもいくつも増えているし、行列の長さも長くなっていました。人が多すぎて、歩道をあるくことができません。↑見えているこの道の突き当りにあるのが「波除稲荷神社」なのですが、そこの訪問記事はまた別の機会に記事にしてみようと思います。
築地場外と場内の境目にあたるエリアです。ここも有名なお店が軒を連ねています。
そんな中、
吉野家一号店です。昔からの河岸の男たちの飯場といった感じで、全国の吉野家さんのカウンター席のルーツを見ることができました。ちなみに箸は背中の壁にあるんだそうです。↓吉野家さんからのメッセージがありました。
吉野家さん、いつもおいしい牛丼をありがとうございます!
↑こちらは「豊ちゃん」さんです。吉野家さんから少し離れたところにあるお店です。ここもずらっと行列ができていました。テレビで何度か紹介されていたのでご存じの方もいるかと思いますが、カツカレーの発祥のお店です。ちなみにカツカレーのことは「のっけ」、ご飯にオムライスを乗せたものを「オムのっけ」とみなさん注文されています。吉野家さんの「つゆだく」「ネギ抜き」のように、お客さんが呼びはじめたものっぽい語感ですね。
さて、いよいよ場内に入っていきます。
ここから先は、仕入れに来たプロの方がたくさん(当たり前ですが)。そして、大江戸線が開通して築地市場駅ができてから、私のような一般客も訪れるようになってきています。年末はむしろ一般客がいっぱいです。
場内では、場外とはまたちがったカタチでたくさんの商店がずらりとびっしりと軒を連ねています。品物がたくさん店棚に並んでいて、買い出しする人の通路は人が一人通るのがせいいっぱいです。
↑さきほどの店棚の並ぶ通路と直角に交わるのがこういった道。台車や原付バイクなども行き来しています。
↑こちらは店棚の反対側の裏側にあたる通路。商品を入れる箱であふれてます。
一度迷子になったら、入口まで戻らないと出会うことはできなさそうです(汗)
↓長さのある魚が氷の中に埋まっています。なんの魚なのでしょうか。
まぐろを捌く様子が見られるお店もたくさんあります。もちろん私もまぐろを買いました!
↓白ミル貝、大きくてすごい迫力です。
冷凍のまぐろが断裁されているところです。
↓すごく長い刃物を発見!こういった刃物は、博物館で見る日本刀か、まぐろを捌くシーンくらいでしか見られないのかもしれません。
↓こちらのタコ、元気に生きてます。
↓こちらのK1550円のタコを買いました。
切られたまぐろの頭が山になってます。
↓まぐろ、たこの他、数の子、伊達巻、蒲鉾、タラバ蟹、などなど買いこんだら、バッグもぱんぱんです。
帰路、場内で出た不必要となった発泡スチロールを細かく砕いて処分する場所がありました。こういうのも市場ならではですね。
帰り道に場外をちらりと見てみますと・・・二時間前とくらべて人がすごいことに!(朝9時くらい)
完全に歩道が歩道でなくなっています(^_^;)すごいです。
ここがまたグルメ店が並ぶ有名なエリア。お店の前で食べる人がいっぱいいるので、どうしてもこうなってしまうのですね~。↓こちらは美味を味わっている方々の風景です。うらやましい!
魚屋さんやお寿司屋さんなどの料理屋さんは毎日市場に仕入れに来ているのを考えると、そういったプロのみなさんの仕入れの邪魔になってはいないかと気になりますが、おかげでとても新鮮でいいものを買うことができました。(知り合いのお寿司屋さんの仕入れに同行させてもらったので、いい品物を選んでもらいました)
それでは、これにて平成25年のブログ記事は最後になります。次のアップは平成26年!
みなさま、よいお年をお迎えください。