弔問・会葬の作法 その2 (その1の続き)
【通夜】
“通夜”とは、その字のとおり夜通し遺体とともに過ごすことを言います。現在では、夜通し柩を守るのは近親者に限られます。
通夜は正式な儀式ではなく、身近な親しい人の集まりなので厳密なしきたりといったものはありません。集まった人たちで、故人の人柄や思い出を語り合いましょう。
通夜振るまいなどを喪主からすすめられた場合には一口でも箸をつけるのが礼儀ですが、喪主の家族は看病疲れや、葬儀の準備など忙しいはずです。なるべく早めに切り上げるようにしたいものです。
“遺体との対面”は、遺族から勧められない限り控えるのが礼儀です。
対面の作法はつぎのとおりです。
① 遺体の枕元から少し下がって正座します。
② 一礼のあと、遺族が顔の白布を外したら膝をつけたまま近づきます。
③ 対面のあと、もう一度一礼して合掌します。
④ 遺族にも一礼します。(この時、「安らかなお顔で …」等の言葉をかけたいものです)
過去記事 弔問・会葬の作法 その1
(その3に続きます)
(鎌倉新書 2分でわかる仏事の知識 より抜粋)
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