墓地の種類 その1
墓地とは、「都道府県知事等が許可した区域」とされ、許可を取得していない所に埋葬することはできません。
墓地には、「公営墓地」「寺院墓地」「民間墓地」がありますので、順番にご説明します。
【公営墓地】
市町村など地方自治体が設けるもので、明治5年開設の都立青山霊園は、日本で初めての公営墓地です。また、大正12年開設の都立多磨霊園は、日本で初めての公園墓地で有名です。
公営墓地は、公募によって使用者を募集します。「その公営墓地のある市町村に住んでいること」や「亡くなった方の遺骨がすでにあること」などの条件がつく場合が多いようです。
<<公営墓地のまとめ>>
・管理運営主体に安心感がある。
・管理料、使用料が割安である。
・宗旨宗派を問われない。
・利用にあたり、住居地などの制限がある。
・競争倍率が高く、抽選になる場合もある。
・墓石の大きさや形に制限がある場合が多い。
(鎌倉新書 2分でわかる仏事の知識 より抜粋)
その2に続きます。