【お悔やみの言葉】
お悔やみの挨拶は、平凡でありきたりのものの方が良いでしょう。「なお・また・再び」のような忌み言葉と、「度々・重ね重ね」のような重ね言葉は避けるべきです。
“お悔やみの言葉例“
「この度は誠にご愁傷さまでございます。突然のことでさぞやお力を落とされていることと存じます」
「突然のことでお慰めの言葉もございません。心よりご回復を祈っておりましたのに、本当に残念でなりません」
「この度は誠に残念なことになりまして、心からお悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈りいたします」
【弔辞】
弔辞を頼まれたら断らないで引き受けるのが礼儀です。弔辞は喪家に保存されますので、丁寧に書きましょう。
以下ポイントです。
① 亡くなったことへの悲しみを述べます。
② 故人の業績や人柄を、大袈裟にならない程度に讃えます。
③ 遺族を励まし、自分に出来ることがあれば力になりたいと誓います。
④ 故人の冥福を祈り、結びとします。
ここでも忌み言葉は使わないように注意しましょう。
【弔電】
葬儀に出席できない場合、電話でのお悔やみは避けます。何故なら、喪家では葬儀の準備などで忙しく、さまざまな連絡用に電話を使用するからです。電報を利用するようにしましょう。
“弔電の文例”
「謹んで哀悼の意を表します」
「ご逝去をいたみご冥福をお祈り申し上げます」
【その他のマナーと心遣い】
香典・供物などの表書きは喪家の宗旨宗派にあうように配慮します。
また、香典のお断りがある場合は、無理に渡すことは控えます。
精進落としや、通夜振るまいなどを喪主からすすめられた場合には、一口でも箸をつけるのが礼儀です。しかし、喪主の家族は看病疲れや、さまざまな心労があることも考えられますので、早めに切り上げるようにしたいものです。
過去記事 弔問・会葬の作法 その1 、 弔問・会葬の作法 その2
(鎌倉新書 2分でわかる仏事の知識 より抜粋)
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