2014年3月11日火曜日 晴れ
本日は3月11日。14時46分に防災無線のサイレンが響きました。ブログ担当Tはその時間帯に桶川市にいたのですが、桶川の防災無線を耳にしたのかと思います。本社に帰ってみると、他の自治体でも防災無線のサイレンを耳にしたとのこと。
サイレンを耳にした最初は「何事?」と少しびっくりしましたが、時計をみて納得。車を停め、手を合わせて黙とうしてみました。同様に黙祷をした人も多いはず。また仕事などで黙祷できなかったとしても、黙祷できた方と気持ちは同じかと思います。
亡くなった方を偲ぶ気持ち、心は供養になります。供養はお墓などの供養塔の前や仏壇の前、お葬式や法事の場だけですることのできるものではありません。どこででも、いつでも可能なことです。
3月11日はこれから未来にわたって、震災で被害にあわれた方、罹災された方、亡くなられた方に思いを込め、今自分たちにできることは何か?そして防災の意識を高める日として毎年やってくるものと思います。
東日本大震災のあったその時、私は大塚本社の三階にいました。いつまでも止まらない長い横揺れにパソコンを片手で抑え、そして止まらない揺れにあわてて階段を駆け下りて建物の外に逃げ出しました。
その後電話が不通になってしまいましたが、復旧しだい続々と届く「灯籠が倒れた」や「大谷石の壁が倒れた」などの被害連絡と修理依頼が殺到したのを覚えています。
日本は狭い国土に多くの地震と火山と台風などの猛威が毎年どこかで発生している世界でも稀な国です。震災で被害にあわなかった地域も、日頃の防災には意識を働かせていることが大切だなと感じる一日でした。
黙祷。