お墓に刻む文字①
■書体について
お墓に刻む文字の書体には、楷書体、隷書体、行書体、草書体などがありますが、永久に残るものですので、わかりやすく読みやすい楷書体が使われる場合が多いようです。また、旧字が使われることもあります。
近年では、上記のような書体の他、刻まれる文字に合わせてさまざまな書体を使われる場合もあり、さらには直筆の文字を持ち込まれるような場合もございます。
昔の単独墓の場合は、個々の戒名や本名を墓石の正面に刻んでいましたが、近年ではほとんどが家族単位などでの合祀墓のため、和型墓石なら「〇〇家の墓」、洋型墓石なら横書きで「〇〇家」と刻まれる方が多いです。
■墓石に刻む文字について、彫刻について
仏教の場合、檀家墓地の場合や篤く信仰している宗派のある場合は、宗派やお寺様、また地域ごとのルールがある場合もあります。(別の回にて詳しく記します)
しかしながら特に最近ではより個性を出すためにデザイン性に富んだ墓石も多くなってきているため、それに応じて墓石正面の文字も多様化が進んでおり、実に様々な文字が刻まれるケースも増えてきました。
〇〇家供養塔、戒名霊位、〇〇家之墓、〇〇家先祖代々之墓、〇〇之墓、先祖代々之墓、〇〇家霊位、その他では無・夢・静・寂・和・愛・浄・憩・眠・空・旅・感謝・土に帰る・こころ・自作の誌句などがあります。(家紋、建立年月、施主なども刻みます。)
また、文字以外の彫刻としては、デザイン墓や洋型墓石の場合は、より思い入れを込めるため、独自の彫刻を入れる方も多く、好きな花や故郷の山、一緒に暮らしていたペットなどを取り入れる方も多いのが現状です。
大塚ホームページ内の「お墓の知識 お墓に刻む文字」もあわせてご覧ください。
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