墓石のデザイン
墓石の形や大きさに決まりはありません。
墓地により形式についてある程度の規制をしている場合もある、のを除けば、原則的に自由に形を決めることができます。
お墓のデザインにはさまざまありますが、最も標準的なのは「和式角柱型」と呼ばれるものです。これは台石の上に竿石と呼ばれる塔状の石を立てたものです。
また、芝生墓地などには「洋型墓石」と呼ばれる形式をよく見かけます。台石の上に、低く幅の広い石を載せた形です。
近ごろでは一般的な形式にとらわれない個性的なデザインの墓石を求める方も増えてきました。自由な形式を認める霊園などでは、故人の職業や趣味、宇宙観などを表した意匠的な墓石を見ることもできます。
(鎌倉新書 2分でわかる仏事の知識 より抜粋)