2014年7月8日火曜日 晴れ
こんにちは。石材店の大塚のブログです。大塚は関東一円の霊園や墓地、墓石のご案内と施工を行う、埼玉県上尾市に本社を置く石材店です。
お墓は、メインの石塔(竿石)以外にも様々な部材によって成り立っています。墓地の外側を囲む「外柵」や、お線香を入れる「香炉」、灯篭を置いているお墓もありますし、塔婆を建てる塔婆立てもあります。
今日の記事は、そんな部材のうち「花立」にスポットをあててみます。
花立ては、古いものになるほど劣化が目立ってくる部材です。地面に竹筒型の花立を使用しているお墓や、切りっぱなしの金属の筒を地面にさして花立としているお墓もあります。そんななか、比較的多い花立はネジ式の花立ではないでしょうか?
劣化して変色してきているものも時々あろうかと思います。
ネジ式の花立は、石材の中に金属のネジで立てているものです。金属が劣化してくると、ネジ自体が石材にくっついてしまったり、さらに細い箇所で折れてしまったり・・・といった壊れ方をしてきます。
↓こちらは壊れてしまったネジ式花立てです。
それに対して、近年広く普及してきているのが「落し込み式の花立て」です↓。弊社大塚でも、こちらの落し込み式の花立てをお勧めしています。
落し込み式花立の場合は、石材に円形の筒のカタチに綺麗なくり抜き穴をつくり、そこにストンと花立てを落し込むカタチになります。ですので、ネジ式のような壊れ方はありませんし、お掃除お手入れも楽々です。
古くなったネジ式の花立を、落し込み式の花立てに作りかえるという方は少なくありません。おそらく原因の多くは、そして円筒形の穴にステンレスの筒を落とし込んでいるだけですのでネジ式のようなトラブル「石材とくっついた」「根元から折れてしまった」は発生しません。
弊社大塚では、新規で建立される墓石のほとんどはこの落し込み式の花立てにて行っています。もちろん、お客様みなさまご納得の上でのことです。
しかしながら、ネジ式の新品交換は不可能ではありません。
とは言うものの、はやり現状では、一番のおすすめは落し込み式の花立てです。
お墓参りの際などに、花立ての様子をご観察ください。もし劣化していたりした場合は、早めのメンテナンスや補修、交換をした方がのちのちのためかと思います。
あわせてこちらの記事もご覧ください。 ・お墓参りで気が付くこと 冠水の痕跡 ・お墓に雑草は生えていませんか?防草シートと、新しい玉砂利で気持ち良いお墓参りを ・墓石の香炉 劣化していませんか?新しい香炉で気持ち良いお墓参りと御供養を ・墓石の花立て 劣化していませんか?新しい花立に交換を! ・墓石の目地(メジ)、劣化していませんか? ・墓石の文字に入れた色、落ちていませんか? 墓石文字の色入れリフォーム ・お墓の掃除とリフォームその1 ・お墓の掃除とリフォームその2 ・お墓の掃除とリフォームその3
お墓のことで疑問やご質問、お困りのことなどありましたら、全優石加盟の弊社大塚にお気軽にご相談ください。お墓相談員(全優石)やお墓ディレクター有資格者(石産協)など専門の知識のある者が丁寧にご対応させていただきます。