2014年7月19日土曜日 晴れ
こんにちは。石材店の大塚のブログです。大塚は関東一円の霊園や墓地、墓石のご案内と施工を行う、埼玉県上尾市に本社、池袋と横浜ランドマークタワーに支社を置く石材店です。
お墓の部材の中で、石材を使用していない部材というのもあります。正確には「以前はよく使われていたけれども、最近は石材で用意するの場合が一般的になっている」という部材です。
今日はその中から「香炉」に焦点を当ててみます。建立して数十年以上たったお墓を見てみると、雨風にさらされて風化してきている香炉に出会うことがあります。
これらの香炉はコンクリート製のものになります。以前はごく一般的に採用されていて、様々な墓地で見かけることができます。ただ、ご覧いただいて一目瞭然のとおり、製造された際のセメントの比率や、雨風を受けやすい場所なのかどうかなどの条件の差はありますが、どちらも風化がだいぶ進行してきている状態です。香炉の屋根部分が崩れてしまってなくなっている香炉もあります。
ご先祖様や眠られている方へのご供養と、また気持ちよく墓参するために香炉を交換してみてはいかがでしょうか。
近年では、香炉はコンクリート製のものはあまり採用しているところは少なくなってきました。また、香炉以外の部材、地域と墓所にもよりますが、たとえば外柵、花立て、塔婆立てなどもメインの石塔である竿石などと同様に御影石で作られることが多くなりました。見た目の美しさが良くなるだけでなく、劣化が比較にならないほどなくなるという耐久性や、お掃除もしやすくなるのでお手入れも簡単になるなど、利点はたくさんあります。
■香炉の種類
↓宮型香炉
↓経机型香炉
↓なで肩香炉(なで型、アール型、角丸型、角アール型)
上記は和型墓地に適した香炉ですが、洋型やオルガン型のお墓にもご使用になられる方もいらっしゃいます。しかしながら、洋型やオルガン型、さらにオリジナルデザインのお墓にも合わせられるデザインの香炉など様々なご要望にもお応えできる石材店が弊社大塚です。お気軽にお問い合わせください。
お墓は将来にわたって継続していく施設です。過去数十年継続してきた汚れや風化は、より大きな劣化による怪我や他の部材に傷をつけてしまうなどの二次被害が発生する前にメンテナンスし、新しいものに交換するなどして次世代に引き継いでお墓を守っていきたいものですね。
なお、お墓のリフォーム、建て替えについてはこちらが参考になります→お墓のリフォーム
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お墓のことで疑問やご質問、お困りのことなどありましたら、全優石加盟の弊社大塚にお気軽にご相談ください。お墓相談員(全優石)やお墓ディレクター有資格者(石産協)など専門の知識のある者が丁寧にご対応させていただきます。