2014年8月27日 水曜日
こんにちは。霊園と墓地をご案内し、墓石の製造加工と建立施工工事をやっております石材店の大塚ブログです。
先日、桶川市と川島町にまたがる場所にある本田航空に行ってきました。
荒川の河川敷にあります滑走路に遠くからセスナ飛行機がやってきて着陸し・・・
そのまま止まらずにタッチアンドゴー。再び上空に上昇していきます。
ここは本田航空の滑走路。ホンダエアポートや、桶川飛行場ともいいます。
大きな荒川の河川敷なので、そらがとても広くてとても風が気持ちよく感じられます。
並んで駐機されている飛行機があり
その向こう側には、弊社がお世話になっています泉福寺さまの森と、木々越しに御本堂の屋根が見えています。↑写真の正面の森が泉福寺さまです。
また飛行機がきました。
エンジンの爆音を聞いていると、まわりののどかな風景とあいまって、スタジオジブリの映画「風立ちぬ」が思い出されます。
ジブリ映画の「風立ちぬ」といえば、戦中の話です。そして、ここ本田航空の滑走路は、旧陸軍滑走路だった場所を活用しています。熊谷陸軍飛行学校桶川分教場(桶川飛行学校)の滑走路として戦前は使われていたわけです。(以前の記事「・埼玉県桶川市 熊谷陸軍飛行学校桶川分教場跡(桶川飛行学校)に行ってきました①」「・埼玉県桶川市 熊谷陸軍飛行学校桶川分教場跡(桶川飛行学校)に行ってきました②」)
↑画像奥が滑走路と泉福寺の森。滑走路に近い場所にある土手の突端上に、何やら古いコンクリートの基礎らしきものがあります(画像手前)。反対方向をみてみると、こんな感じに土手が続いていおり↓荒川のメインの土手とT字
↑正面奥に見える建物は本田航空のビルです。四角い基礎には何かを設置していたであろう金属棒の跡もみられました。
四角い基礎の隣にある、謎のコンクリート塊。↑左が滑走路を見て、右が本田航空のビルをみての画像です。形状は四角錐型のような、ピラミッドにも似たカタチです。何かのアンカー、何かを繋ぎ止めていたっぽいカタチです。謎です。
どちらもずいぶん古いコンクリートです。ひょっとしたら戦中の陸軍桶川飛行場時代の遺物なのかな?
荒川の土手の向こう側にある本田航空のビルです。土手のT字の交差している先になります。いくつも大きな格納庫があり、救助ヘリなどがあります。
そのすぐ近く、土手の手前に陸軍飛行場時代の格納庫があったそうです。その格納庫の一角にはこんなものが↓
夏なので雑草に覆われてしまっていますが、こちらは明らかに戦中の戦跡です。陸軍飛行場の格納庫がここにあったのですが、その一隅にあった櫓の基礎だそうです。桶川飛行学校の兵舎跡にて案内係さんに教えてもらいました。
ここ本田飛行場の周辺は自然がいっぱいです。
砂利道を南下するとのどかな風景が見えてきました。
西上尾メモリアルガーデンの近くの、榎本牧場さんの牧草地だそうです。
真上を飛行機が通過していきます。遠くからやってきて、またタッチアンドゴーをするのかと思われます。
飛行場のほうに降りていきました。
それにしてもとても環境のよい河川敷です。
周辺は地平線が見えそうなくらい草原が広がっていて、「北海道だよ」と言われたら信じてしまいそうな場所ばかりです。
こちらは↓荒川から少し離れた場所にある、川島町の入間川なのですが、同じようにとてものどかな風景です。
橋から見える川の様子。
日がな一日、空とセスナを眺めながらゆっくりと時間を過ごすには最適の場所なのではないでしょうか?
参考記事
・埼玉県桶川市 熊谷陸軍飛行学校桶川分教場跡(桶川飛行学校)に行ってきました①
・埼玉県桶川市 熊谷陸軍飛行学校桶川分教場跡(桶川飛行学校)に行ってきました②